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解析事例−s8EXAMPLE-s8

ミッションギアの噛み合い検討

自動車用トランスミッションのファイナル軸のギアをスパン100mmの2個の円すいころ軸受で支持しています(図1)。ギアの噛み合い位置はX軸に対してΦだけ回転した位置にあります。ある走行条件のとき、ギア歯面には接線方向荷重Ft=20000N, 半径方向荷重Fr=10000N, アキシャル方向荷重Fa=15000Nの荷重が作用します(図2)。ギアのPCDを100mmとして、ギア歯面における3方向の変位量を求めます。

計算を簡単にするため、図2に示すようにz軸回りにΦだけ回転させた、x'-y'-z'座標系を使用します。ギア歯面荷重を軸に作用する荷重・モーメントに変換すると、Fx'=10000N, Fy'=20000N, Fa=15000N, Mx'=0Nmm, My'=15000×100Nmmとなります。この値が軸に作用する荷重になります。

なお、軸の直径は40mm, 内径は30mmの一様断面とし、ギアは軸の一部とは見なさずに解析します。
また、円すいころ軸受には10000Nの定位置予圧が作用しているとします。



      図1 円すいころ軸受で支持されたファイナル軸           図2 図1の側面図

<解析結果>
ROBPACSによる計算の結果、軸の変位量はx'-y'-z'座標系で図3のようになりました。ギア位置での変位量・傾斜角は、δsx= 1.25E-02, δsy=2.09E-02 , δsa=3.07E-02 θsx=7.89E-04, θsy=1.56E-05です(単位:変位はmm, 傾斜角はrad)

   
                 図3 軸上の各点の変位量

上述の軸の変位量{δsx', δsy', δsa, θsx', θsy'}を用いて、ギア歯面での変位量{δx, δy, δa}を求めることで、ギアの噛み合い状況を把握できます。


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